土壌浄化事業
DOWAエコシステムの土壌浄化事業は、調査から浄化処理、モニタリングまでを一貫して行います。
あらゆる条件を総合的に判断し土壌洗浄、化学/熱分解、生物分解などの最適な処理方法を選択。重金属だけでなくVOC(揮発性有機塩素化合物)や油汚染、また埋設廃棄物や複合汚染などにも幅広く対応します。
土壌浄化の流れ
土壌・地下水汚染調査
豊富な実績
- 土壌調査件数 3,000件以上
- 20年以上にわたる経験とノウハウで、効率的・的確できめ細かい調査・コンサルティングを実施
総合力
- 調査から浄化まで一貫して対応可能なため、確実で安心できるサポート体制
- 浄化設計まで視野に入れた調査を実施
- 地質専門員による高度なシミュレーション解析
- リスクマネジメント支援にも対応
- 全国展開に加え海外調査にも幅広く対応
土壌浄化用鉄粉による分解
高い浄化性能
- DOWAエコシステムグループが独自に開発し、改良を重ねた土壌浄化用鉄粉
- 僅かな添加量で浄化可能
- 難分解性のcis-1,2-DCEも分解
効率的な施工DIM(Direct Iron Mixing)
- 3軸オーガーで60mまで施工可能
- 鉄粉はエアー供給(土壌の泥濘化が少ない)
- 土留めが不要で低コスト
汚染土壌浄化施設
エコシステム花岡とエコシステム秋田では、改正土壌汚染対策法が規定する、汚染土壌処理業の許可を全国で最初に取得しました。
エコシステム花岡株式会社(許可番号0051010101、0051001102)
- 分別等処理施設
- 浄化等処理施設:抽出(洗浄等)、分解、不溶化による処理
- 埋立処理施設
- エコシステム花岡株式会社のページへ
エコシステム秋田株式会社(許可番号0051000103)
- 浄化等処理施設:熱分解
- エコシステム秋田株式会社のページへ
改正土壌汚染対策法では、要措置区域、形質変更時要届出区域から土壌を搬出する場合は、許可を有する会社に処理を委託しなければならないと規定され、罰則も設けられました。(土壌汚染対策法66条)
汚染土壌の金属リサイクル
射撃場鉛弾リサイクル
射撃場の鉛弾含有土壌から鉛をリサイクルしています。
多様な処理技術
揚水処理
- 地下水を汲み上げることにより地下水中の油分を回収する一般的な方法です。化学的酸化分解や生物分解を併用することで浄化効果が上がります。
- 併用により効果アップ
生物分解
土壌に生息する微生物をコントロールして、油分の分解を促進させます。低濃度で生分解性の油分に対して適用でき、有害な副生生物を発生させずに、低コストかつ低エネルギーで浄化ができます。掘削を伴う処理としてはランドファーミング、バイオパイル等があり、原位置処理ではバイオベンティング、バイオスパージング等があります。
化学的酸化分解
原位置処理の場合、汚染範囲に酸化剤を注入して油分を化学的に酸化分解します。油分の濃度・種類によって効果が異なります。