ニュース

2023年01月18日

BPECがタイでのフロン破壊処理の取り組みを拡大します

BANGPOO ENVIRONMENTAL COMPLEX(略称BPEC、タイ王国サムットプラーカーン県)は、廃棄物の焼却・熱エネルギー回収設備を活用しフロン破壊処理を拡大します。


フロン類は冷媒として欠かせない物質ですが、温室効果ガスであり、代替物質への置き換えや使用量削減、適正処分の取り組みが世界的に進められています。


BPECは、有害廃棄物も処理できる焼却・熱エネルギー回収設備を活用して、タイ国内でのフロン破壊処理にいち早く取り組んできました。

このたび新たな取り組みとして、BPECが破壊処理したフロン類に対してTradewater社がカーボンクレジットを発行する「Eco-Friendly Destruction of Seized Refrigerant Project」を開始しました。
これを記念して、2022年11月30日にはタイ・日本両国の関係省庁の皆さまやお客様をお招きして式典を行い、皆さまから多くの励ましの言葉をいただきました。

このほかBPECでは、日本政府が支援する二国間クレジットのプロジェクトでも年間1万トン(CO2換算)を超えるGHG排出削減効果を見込んでおり、2023年1月17日にはタイを訪問中の西村明宏環境大臣がBPECを視察されました。


DOWAグループは、廃棄物の適正処理や再資源化、カーボンニュートラルに向けた取り組みなど、環境・リサイクルサービスの強化を引き続き推進し、持続可能な社会の構築に貢献していきます。



BPECがタイでのフロン破壊処理の取り組みを拡大します
BPECがタイでのフロン破壊処理の取り組みを拡大します
BPECがタイでのフロン破壊処理の取り組みを拡大します
BPECがタイでのフロン破壊処理の取り組みを拡大します
このページのトップへ